一撃誌






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【VGC2018/ダブル】Team "Ayataka Switch"

201801-02 Ayataka Switch

VGC2018で初めて組んだ構築を紹介します。
I would like to introduce my 1st VGC2018 team.


<構築名の由来/Why Ayataka Switch?>

Ayataka

Ayataka...ツンデツンデの英名"Stakataka"の名前が
お茶の"Ayataka(綾鷹)"に似ていたため。
シンガポールで何か失敗した時に叫ぶ言葉が"Aiya!(あいやぁ)"で、
いわなだれを外したツンデツンデがAiyatakaと呼ばれ、Ayatakaになりました。

Switch...サイドチェンジの英名Ally Switch(アライスイッチ)
+追い風トリルの両方を使う“スイッチ”パーティという
2つの意味が含まれています。


<大会成績/Tournament Result>
Singapore Open Top16 +80CP
Singapore PC 2nd & Top4 +22CP
INC rating 1612 +2CP

Oceania IC 4-4 95th place
Oceania MSS 4-3 34th place
Oceania PC 2-3 17th place

1月6日 ひいあさん主催のBO3杯(WiFi) 準優勝


<構築作成の背景/Background of Teambuilding>
VGC2017シーズンの経験を元に、下記2点を特に意識して構築を組みました。

1. 相性補完 - “竜鋼電水"
 過去十数年間の公式大会で結果を残してきた、伝統的な強いタイプの組み合わせです。
どのような環境でも、ある程度対応できます。

2. 素早さ操作2種(追い風トリル)
BO3で1戦目と2戦目以降で立ち回りを大きく変え、対策されにくい戦い方をするため。
例えば、1戦目トリル展開で下から → 2戦目追い風展開で上から、等。

まず、1.の相性補完のタイプに当てはまりそうなポケモンを考えた結果、
竜枠は6世代で使い慣れたメガボーマンダ。
鋼枠はVGC2015ではギルガルドを使っていましたが、
新UBのツンデツンデがアタッカー兼トリル要員として動けて面白いと思い採用。
電気枠は使い慣れたカプ・コケコ。
水枠はレヒレも考えましたが、対雨、鋼、電気が怪しいと感じ、トリトドンにしました。
2.の素早さ操作2種は、ツンデのトリルの他に、マンダのおいかぜにしました。

他に必要なポケモンの条件を考えた時に、
「ねこだましを入れたい」
「できればフィールドを取れるカプを2体入れたい」
があったので、
残り2体はガオガエン、カプ・ブルルを入れて、パーティが決まりました。


<個別解説/Team in Depth>
Tapu Koko
カプ・コケコ/Tapu Koko
@デンキZ/Electrium Z
おくびょう エレキフィールド
Timid Electric Surge
146(4)-x-105-147(252)-95-200(252)
10まんボルト/マジカルシャイン/ボルトチェンジ/まもる
Thunderbolt/Dazzling Gleam/Volt Switch/Protect

トリル無しの状態で素早く攻撃できるアタッカー。
主にレヒレカグヤ、ジャラランガ、ズルズキン等の処理を担当しています。
VGC2018ではガラガラやトゲデマル等のひらいしんポケモンが少なくなっている事もあり、動かしやすく強いと思います。

コケコ同士の同速対決が良くあるので、最速は必須。
メガリザードンYの熱風耐えまで耐久に回すのも良いかもしれませんが、
メガリザYはボーマンダやツンデツンデで倒すことが多いのと、
そもそもリザYの隣にスカーフランドロスがいて動かしづらい場合もあるので、
コケコの火力を落とさなくても良いかな、と考えました。
ホントは努力値振りなおすのがめんど・・・すみません(


Salamence
ボーマンダ/Salamence
@ボーマンダナイト/Salamencite
せっかち いかく→スカイスキン
Hasty Intimidate→Aerilate
171(4)-176(164)-90-141(84)-101(4)-167(252)
-> 171(4)-186(164)-135-151(84)-111(4)-189(252)
すてみタックル/ハイパーボイス/おいかぜ/まもる
Double-Edge/Hyper Voice/Tailwind/Protect

メガリザードンY、テテフ、モロバレル、ジャラランガ等を上から倒せるアタッカー。
努力値はすてみタックルでメガリザードンY確定1発になるよう攻撃に振り、残り特攻。

「すてみタックル」 H4メガリザードンY確定1発。
「ハイパーボイス」 範囲技。いかくを受けた後でも使える攻撃技。
 対タスキカミツルギを考えた時、1体攻撃のかえんほうしゃよりもこちらの方がお得。
「おいかぜ」 素早さ操作技。使うタイミングは中速のガエンブルルで上から攻撃したい時や、同族対決の時等。
「まもる」 氷技の有無を見たり、Z技回避のために必要。


Incineroar
ガオガエン/Incineroar
とつげきチョッキ/Assault Vest
いじっぱり もうか
Adamant Blaze
201(244)-174(188)-110-x-110-90(76)
ねこだまし/はたきおとす/フレアドライブ/ドレインパンチ
Fake Out/Flare Blitz/Knock Off/Drain Punch

ねこだまし要員。相手1体の動きを止めている間、隣で追い風トリルを使います。
メガボーマンダが苦手とするクレセリア、ポリゴン2、ゴチルゼル等の相手のトリル要員に強いです。
素早さ実数値90で、追い風下で最速110族(メガメタグロス)より速く動けます。 大体のギルガルドよりも速いです。
今使うなら、特性はいかくの方が良いです。

「ねこだまし」 隣の技を確実に通したい時、相手を妨害したい時に。
「はたきおとす」 対エスパー、半分回復実&輝石持ち等に。
 交代読みで使ってもそこそこ削れて、あまり損しない便利な技。
「フレアドライブ」 対メガメタグロス、モロバレル等。
「ドレインパンチ」 対バンギラス、ポリゴン2、ツンデツンデ等。
 格闘技はけたぐりとの選択になりますが、
 場持ちを良くし、対トリル要員の勝率をさらに上げるためにドレインパンチにしました。
 オセアニアICの3戦目 VS EmbC(Edu)戦では、
 マッチ1戦目の終盤でHP赤メーターのガオガエンがHP満タンのポリゴン2との1対1となりましたが、
 この技のおかげでガオガエンをじわじわ回復させ、勝つ事ができました。


Stakataka
ツンデツンデ/Stakataka
きあいのタスキ/Focus Sash
さみしがり ビーストブースト
Lonely Beast Boost
168(252)-201(252)-201-x-122(4)-18
防御個体値17 素早さ個体値0
ジャイロボール/いわなだれ/トリックルーム/サイドチェンジ
Gyro Ball/Rock Slide/Trick Room/Ally Switch

トリル要員兼鈍足アタッカー。

持ち物:きあいのタスキについて
Z技や強力な弱点攻撃を受けた際、よく発動して便利でした。
ねこだましを受けて少し削られても、
グラスフィールドでHPを満タンに戻してタスキ発動、という動きもできます。

性格:さみしがりについて
トリル下でビーストブースト発動により攻撃をどんどん上げ、短期決戦に持ち込みたかったため。
ゆうかんで防御を上げたとしても、
けたぐりやじだんだ等で4倍弱点を突かれる機会が多そうでちょっと不安でした。

「ジャイロボール」 対バンギラス、対テテフ等
「いわなだれ」   対メガリザードンY等
「トリックルーム」 素早さ操作
「サイドチェンジ」 ブルルやマンダが隣にいる時に使うと、お互いの弱点技を半減で受ける事ができて便利。


Tapu Bulu
カプ・ブルル/Tapu Bulu
クサZ/Grassium Z
いじっぱり グラスフィールド
Adamant Grassy Surge
177(252)-166(4)-146(84)-x-117(12)-115(156)
ウッドハンマー/ばかぢから/しぜんのいかり/まもる
Wood Hammer/Superpower/Nature's Madness/Protect

相手のコケコやテテフより遅く動いてフィールドを変えたり、
めいそうレヒレを倒しに行ったり、
味方を地震から守ったり、
超火力のクサZで色々倒せる、便利なポケモン。
しぜんのいかりは交代で出てきた相手のメタグロスやテッカグヤやモロバレル等のHPを半分削れて便利でした。

努力値はVGC2017でじーんさんが使われた配分そのままです(
ガブリアスは今ほとんど見かけないので、もっと良いのがあるはず・・・((
火力はグラスフィールドで補えるのであまり振らなくても大丈夫。
素早さは115に調整。大部分の(日本人以外の)カプ・レヒレよりは素早く動けます。

「ウッドハンマー」メイン攻撃技。
「ばかぢから」対ヒードラン等。
「しぜんのいかり」交代読みで使うと、半分削れる便利な技。
「まもる」様子見、グラスフィールドで少し回復したい時等。


Gastrodon East
トリトドン/Gastrodon
オボンのみ/Sitrus Berry
ひかえめ よびみず
Modest Storm Drain
216(236)-x-97(68)-141(132)-111(68)-60(4)
れいとうビーム/だいちのちから/どくどく/じこさいせい
Ice Beam/Earth Power/Toxic/Recover

メジャーなポケモンの弱点を突いたり、
対雨パや対太鼓マリルリで相手の攻撃を制限できる便利なポケモン。

努力値はあみけさんの配分をそのまま使わせていただきました。
B A216メガボーマンダの「すてみタックル」を確定耐え
C H146-D95カプ・コケコに「だいちのちから」が確定1発
D C222ギルガルドの「シャドーボール」ベース『ゴーストZ』確定耐え

霊獣ランドロスのジメンZ&ヒコウZは耐えないので、
ボーマンダでいかくをかけて守りながら戦います。

「れいとうビーム」 対ランドロス、メガボーマンダ等。
「だいちのちから」 対コケコ、メガメタグロス、ヒードラン等。
「どくどく」 対耐久ポケモン。ポリ2、ラッキーやはねやすめサンダー等も処理したいため。
 対めいそうレヒレはブルルやコケコでも処理できるので、
 クリアスモッグでは無くどくどくにしました。
「じこさいせい」 粘り強く生き残るための回復技。どくどくとセットで使用。


<強かったところ/Strong Point>
・強い並びを色々作りながら柔軟に戦える。BO3向き。

Tapu KokoSalamence
カプ・コケコ+メガボーマンダ
高速アタッカーコンビ。
コケコの電気技が通りにくい草タイプを、マンダのすてみタックルで倒せます。

IncineroarTapu Bulu
ガオガエン+カプ・ブルル
中速アタッカーコンビ。
ガエンの地面弱点をグラスフィールドで消したり、
ガエンが苦手なレヒレをブルルで倒せます。

StakatakaTapu Bulu
ツンデツンデ+カプ・ブルル
サイドチェンジでお互いの弱点攻撃をかわしつつ戦える、火力の高い組み合わせ。

SalamenceGastrodon East
ボーマンダ+トリトドン
ボーマンダの攻撃が通りにくい電気や鋼タイプのポケモンがいても、トリトドンで弱点突けます。
マンダのいかくを相手にかけて、鈍足のトリトドンの耐久を少し補うこともできます。


・対クレセリア&カビゴンに強い
ガオガエンのはたきおとすできのみを落とす、
カプ・ブルルのZ技でカビゴンを倒す、
トリトドンのどくどくダメージで倒す等、
色々な攻め方ができます。そもそも出てこない事も多いですが・・・。


・対リザードンY構築に強い
上下から2通りの攻め方ができて、
上手く展開する事ができれば、あっという間に試合が決まりました。

例えばトリル展開を狙う場合、
1ターン目 ガオガエンのねこだまし+ツンデツンデのトリックルーム
2ターン目 ガオガエンのはたきおとす+ツンデツンデのジャイロボールで
霊獣ランドロスを集中で倒し(いかく受けてても大丈夫)、
あとはいわなだれ連打で勝ち。等・・・


<弱かったところ/Weak Point>
「あと1勝」に届かなかった理由。

・サイクル戦、長期戦が苦手
 素早い相手ポケモンから、
 とんぼがえりやボルチェン等で上から少しずつ削られて、
 こちらの攻撃を受け切られる展開になると苦しくなります。

 特に、オセアニアICで3回ぐらい当たった
 ライボルト+ゴチルゼルのコントロール系の構築にかなり苦戦しました。
 対レヒレはコケコ・ブルルに任せていましたが、
 相手のライボルト&テッカグヤが面倒で動きづらかったです。
 あまりにも面倒すぎて、一撃技が欲しくなりました。
 トリトドンにじわれを入れても良かったのかもしれません。
 サブイベントではトリトドン→ラプラスに変更して零度打ちまくってました。やっぱり楽しい!(


・弱点を突かれる
 タイプの組み合わせで勝負し、弱点を突いて戦おうとすると、
 逆に相手側からもこちらのポケモンの弱点を突かれやすくなります。諸刃の剣ですね。
 各ポケモンの相性補完が取れて安定しているように見えても、実際はそうでもなかったです。
 4倍弱点持ちのポケモンが4体も入っているから仕方ないです。

 一気に倒されるか倒すかを、きちんと選択できていたか、
 立ち回りを振り返ってみても、怪しい場面が多かったです。

 構築を改善して他のポケモンを入れるとすると、
 弱点を突かれにくいタイプで、ある程度耐久が高く、汎用性のあるポケモン。
 例えばノーマルタイプのカビゴン等がいると、もう少し安定するのかな、と感じました。
 ポリゴン2でも良いのですが、Z技や集中攻撃の的になりやすいのでは、と少々気がかりになっています。
 そういう展開を妨害するポケモン、例えばメガメタグロス等が隣にいると良いかもしれませんね。

 ・・・と、ここまでのんびり書いたところで威嚇ガオガエンが解禁されてしまいました。
 威嚇役をガオガエンに任せて、メガボーマンダ→メガメタグロスにすれば、
 4倍弱点のポケモンが減って、こちらは弱点を突きやすくなるので、安定度が増すと思います。

 他に変えるとしたら、誰かに積み技を入れても良いかなと思います。
 マンダのりゅうのまい、ブルルのビルドアップ等・・・。
 ガエンのねこだましサポートが強化されたので、使いやすくなったはず。

 上位互換の構築ができる日が来るといいなあ・・・。誰か作ってください(

 長い記事でしたが、読んで下さり、ありがとうございましたm(__)m


(・x・)(・x・)(・x・)

 最近のお話。
 中々結果が出せなくて、スランプになってしまっています。
 あと1勝で、もう少しで世界大会代表権というところで、届かない。
 悔しくてもどかしい思いを繰り返して、あっという間に1ヵ月が過ぎました。

 2016年や2017年の時は、他の方が組んだ構築で勝つ事ができて嬉しかったのですが、
 今回はできるだけ自分で考えた構築を使いたいなあ、と
 ちょっとだけ、いじっぱりになっています。・・・できるかな。

 がんばります><

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ヨウコ/yoko

Author:ヨウコ/yoko
海外アジアで働く日本人ポケモントレーナー。台湾で3年働いて、次はシンガポール!
世界中のポケモントレーナーと交流したり、各国の公式大会に参加したりしています。

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