一撃誌






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【VGC2018/ダブル】Team "EscavalierRain"

EscavalierRain

2018年3-4月に使用していた構築、シュバルゴ雨パです。


<大会結果/Tournament Result>
Got Worlds Day1 invite (WCS2018 Day1招待)
Oceania CP Ranking 8th place
Got stipend USD1,000- to NA Internats
(北米IC/コロンバスへの旅費補助USD1,000-獲得)

Total CP earned...+239CP

Australia Perth Regionals Top16 +80CP
Perth PC 2nd place +12CP

Malaysia Open Top8 +100CP
Malaysia MSS Top8 +25CP
Singapore MSS 2-3 +0CP

Brazil Latin America IC 4-4 +0CP
Latin America MSS 9th place +20CP

International Challenge March Rating 1595 +2CP

Japan, Tokyo BO3 Cup 3-3


<パーティ構築の過程/Teambuilding Process>
2018年1-2月に使っていた構築"Ayataka Switch"の反省点を振り返り、別の構築を使おうと考えました。
特に意識したのは下記2点です。

1) 上から弱点を突かれて負ける
→上を取られないように強気に戦える構築を使いたい
→天候で素早さ2倍を狙いたい

2) 解禁されたばかりの威嚇ガオガエンに強くしたい

その結果、雨パを使う事に決めました。

雨パの各ブログ記事を読みあさっていて、
コケコペリルンパラグの4体+他2体(鋼+α)の構築が強いと感じました。
試しに同構築を自分でも回してみたり、
日本やオーストラリアで雨パ構築を使っていた御本人の方々から直接お話を聞いて考えた結果、
残り2体の枠はボーマンダとシュバルゴに決めて、パーティが完成しました。

Special Thanks: そりあさん、ワイルドさん、みずこさん、ラッカーさん、ケイ先生
色々と情報を下さり、ありがとうございますm(_ _)m


<個別解説/Team in depth>

Tapu Koko
カプ・コケコ/Tapu Koko
@デンキZ/Electrium Z
おくびょう エレキフィールド
Timid Electric Surge
146(4)-x-105-147(252)-95-200(252)
10まんボルト/マジカルシャイン/ボルトチェンジ/まもる
Thunderbolt/Dazzling Gleam/Volt Switch/Protect

普通のデンキZ型です。
メガネ型の高火力も魅力的でしたが、
まもるが欲しいと感じたので今回は採用を見送りました。
環境にガオガエン等が増えてきていて、
まもるが無い読みでねこだましや集中攻撃を受けやすいのが気になったためです。

後述のルンパッパに水ZがあるためZ持ちが2体となりますが、特に不都合はありませんでした。
ルンパに守るが無いためすぐに倒されたり、雨が無い状態で戦う場合等、
ミズZを使わない試合展開もあるため、その時に最終兵器として使います。
雨や追い風が止むまでの時間稼ぎをするために守ってくる相手に対し、
まもるの上から無理やりダメージを蓄積するために打つこともあります。


Salamence
ボーマンダ/Salamence
@ボーマンダナイト/Salamencite
せっかち いかく→スカイスキン
Hasty Intimidate→Aerilate
171(4)-176(164)-90-141(84)-101(4)-167(252)
-> 171(4)-186(164)-135-151(84)-111(4)-189(252)
すてみタックル/ハイパーボイス/おいかぜ/まもる
Double-Edge/Hyper Voice/Tailwind/Protect

両刀攻撃型。
対リザテテフ、ブルル、ジャラランガ、メガフシギバナ、カミツルギ等の
環境に多いポケモン達を迅速に処理したいと考えた結果、この型になりました。

耐久型では無いため相手の雨ルンパの冷凍ビームで倒されてしまいますが、
相手は耐える事を想定した立ち回りをしてくると考えたのと、
環境に雨はそこまで多くないと読んでいました。
雨ミラー発生時は雨選出をしてこちらが素早さで勝つ事を祈るという、非常に無茶な立ち回りをする事にしました。
その結果、シンガポールMSSでは雨に3回当たって非常に苦労しました()

迷走してこの枠でかるわざエレキシードルチャブルを使った事もありました。
ルンパッパより速く、カミツルギやナットレイやカビゴンの弱点も突けて、
いわなだれでリザYを倒したり最悪運ゲーもできる!というメリットがあり、レートでの使用感は悪く無かったです。
が、やはり後出し選出も可能なメガボーマンダの方が安定すると思い、このポケモンに落ち着きました。

基本的にメガラグラージを優先的に使うのでメガボーマンダの選出率はそこまで高くはありません。
マッチ戦での動かし方では、例えば初戦で雨選出を見せた上で、
2戦目以降で相手がレヒレやブルルで対策してきた所を
コケコマンダで上から弱点突きながら処理していく等、
雨だけに頼らない動きができるのが強かったです。


279.png
ペリッパー/Pelipper
@きあいのタスキ/Focus Sash
ひかえめ あめふらし
Modest Drizzle
136(4)-x-120-161(252)-90-117(252)
しおみず/ぼうふう/おいかぜ/まもる
Brine/Hurricane/Tailwind/Protect

普通の型。
あめふらし要員が1体のみなので、できるだけ大事に扱うように心がけていました。


272.png
ルンパッパ/Ludicolo
@ミズZ/Waterium Z
おくびょう すいすい
Timid Swift Swim
156(4)-x-90-142(252)-120-134(252)
ねこだまし/ハイドロポンプ/エナジーボール/れいとうビーム
Fake Out/Hydro Pump/Energy Ball/Ice Beam

普通のミズZ型。
当初は控えめルンパッパを使っていましたが、
BO3 Cupでスカーフウツロイドに先制されて2回負けてしまったため、性格を臆病に変更しました。
臆病にする事で火力が落ちてしまうデメリットを懸念していましたが、
実際回してみると耐えられる事も素早さに助けられた事もあり、一長一短といった感じでした。

まもるが無く冷凍ビームにしていますが、
これはランドロス等をすぐ処理しやすくしたかったためです。
ルンパが早く倒されても構わない前提で雑に扱う事で、
雨の残りターンが多い状態で後ろからメガラグラージを出す事ができ、短期決戦を狙えます。


260-m.png
ラグラージ/Swampert
@ラグラージナイト/Swampertite
いじっぱり げきりゅう → すいすい
Adamant Torrent → Swift Swim
175-177(244)-110-x-112(12)-112(252)
→ 175-221(244)-130-x-132(12)-122(252)
たきのぼり/じしん/いわなだれ/まもる
Waterfall/Earthquake/Rock Slide/Protect

この構築の主役、メガラグラージ。
ミラーで少しでも先に動ける確率を上げたいため、いじっぱり準速。
この配分だとアギルダーのいのちがけを耐えないのが難点となりますが、
初手で無理してラグラージを出さず、ルンパッパを出すようにして、
ルンパッパがすぐ倒される前提で1vs1交換に持ち込むようにします。

選出時は後発に控えさせておく事が多いです。
相手の電気タイプ(コケコ、サンダー等)にデンキZを簡単に打たせないのと、
初手でいかくを受けるのを避けるためです。
いわなだれの枠はれいとうパンチとの選択になりますが、
対リザードンYが重いと考えていわなだれを選びました。
草タイプはシュバルゴやボーマンダで処理します。


589.png
シュバルゴ/Escavalier
@ウイのみ/Wiki Berry
ゆうかん ぼうじん
Brave Overcoat
177(252)-205(252)-125-x-126(4)-22
メガホーン/アイアンヘッド/ドリルライナー/まもる
Megahorn/Iron Head/Drill Run/Protect

雨パの弱点を色々解決できる、この構築のMVPです。

シュバルゴの利点
1) 対トリルで有利
雨パはトリルされると素早さで不利になりますが、
鈍足アタッカーのシュバルゴがトリル後に速く動けるようになります。
トリルしてくる相手のクレセリアも迅速に処理できます。

2) 草タイプへの対策になる
相手の草タイプの攻撃を受けられて、
かつ、反撃で有効打を与えられるのはナットレイには無い利点です。
主に対カプ·ブルル、メガフシギバナ、モロバレル、カミツルギ、ナットレイ、アマージョ等を意識しました。
これで、雨パに無理に炎タイプを入れる必要が無くなります。
また、格闘弱点が無いのも良い所です。

3) 対テテフバンギグロスに有利
相手は弱点を突けず、こちらの攻撃は弱点を突けます。
相手から等倍の集中攻撃で狙われても、きのみを食べて反撃できます。

4) 攻撃技に一貫性がある
相手がポケモンを交代させたとしても、
交代先のポケモンにそれなりのダメージを蓄積させる事ができます。
例えば、相手のクレセリアにメガホーンを打った時、
交代で後ろから威嚇ガオガエンが出てきます。
が、メガホーンでHPを半分ぐらい削る事ができるので、こちらが有利な状況は変わりません。
たまに攻撃を外す事もありますが、マッチ戦なら他の試合で十分取り返せると考えました。

攻撃技について。
メインの虫技はクレセバンギやナットレイ等の処理速度優先でメガホーンを採用していますが、
レヒレやカビゴンのきのみを食べられるむしくいも有りだと思います。


<強かったところ/Strong Point>

環境に多かった構築、スタン、ゲンガエンジャラブルル、サナガエン等に対し有利に戦えました。
上から高火力の攻撃を通して勝つという戦い方はシンプルでわかりやすく強かったです。
短期決戦が狙えるため、大会中に早く試合を終わらせて
昼食の時間を確保しやすいというメリットもありました(


<問題点/Problems>
1) 雨ミラーがものすごく辛い(大問題)
環境で流行りの構築に強くする事を意識しすぎて、
雨ミラーが辛いという問題を解決しきれませんでした。

シュバルゴ→ヌケニンにすれば一気に強くなりそうに見えましたが、
いわなだれが怖いと感じました。
いっそ大好きなラプラスを入れようかとも考えましたが、
パーティバランスを考えて断念しました。。

2) 対ガルーラスタンが辛い
メガガルーラのすてみタックルでタスキペリッパーが縛られてしまいます。
臆病ルンパッパの雨ミズZではメガガルーラを倒しきれません。
メガガルーラに手こずっている間に、隣のポリゴン2がトリルして縛り返してきます。
シュバルゴがどれだけ仕事できるかが鍵になります。

3) 初手ガエンガルド+後続ブルルの処理
最近増えてきた組み合わせですが、
ギルガルドのゴーストZをルンパが守れず処理されてしまい、
まもるを使えばガルドにみがわりをされてしまいます。
メガラグラージを出して地震しようとすると後ろから交代でブルルが飛んできます。
相手がどう動くか頭を抱えながらの対戦になりました。

4) 強い人にはペリルンパラグが対策されている
この3体は強い組み合わせではあるものの、新しい訳ではないので、
強い人にはしっかり対策されていて攻撃が通りにくい、と感じました。
特に世界の強豪が集まるラテンアメリカICでは一筋縄では行かない試合が多く、
構築同士の相性が有利に見えても、さらにその上の立ち回りをされて勝ち切れませんでした。
悔しいですが、世界の壁の厚さを感じました。
雨が環境に刺さるという読みは当たっていただけに残念です。
ラテンアメリカICでは雨パが優勝した事もあり、
これからますます対策が進み厳しくなりそうだと感じました。


<これから>
新しい構築をじっくり考えてみようと思います。
次の大会まで少し間が空きますが、世界大会Day2権利目指して引き続き頑張ります!


<今後参加予定の大きな海外公式大会>
5月27日 台湾Regionals
6月2-3日 マレーシアRegionals
6月9-10日 シンガポールオープン
7月6-8日 北米IC (コロンバス、アメリカ)
8月24-26日 WCS2018世界大会(ナッシュビル、アメリカ)

世界のどこかでお会いする機会がありましたら、宜しくお願いいたします。

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ヨウコ/yoko

Author:ヨウコ/yoko
海外アジアで働く日本人ポケモントレーナー。台湾で3年働いて、次はシンガポール!
世界中のポケモントレーナーと交流したり、各国の公式大会に参加したりしています。

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